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12/05/29
Minolta A2LT AutoWideを雑記帳に追加しました
12/05/29
雑記帳に「メカニック」を追加しました
 1950〜60年代、カメラがまだ電子機器ではなく、職人達の想いと魂が込められた精密機械
であった時代。即ち日本カメラの発展期から成熟期。
当店は、その時代に製造された、レンズシャッター式の35m/mレンジファインダーカメラに焦点
を絞り、専門的に・修理をし、再生販売しております。

 時代の流れとともにカメラの電子化が進み、人の感覚に依
っていた露光はおろか測離・ピント合わせまでも自動化され、
製造法も、金属製で真鍮の削りだし加工からプラスチックの成
型へと変化し、価格も下がり、手軽に扱えるようになりました。
また、デジタル化によりフィルムすら要らなくなり、フィルム式カ
メラを製造している会社も激減し、今や、デジタルカメラ全盛の
時代です。
 しかし、それに伴い、精密機械としての精巧さや、美しさが失われつつある事も否めません。
 当店の開業当時はスプリングカメラや二眼レフカメラが全盛で35m/mカメラの発展期でありまし
た。当然、今のように自動化されておらず、露光計なども無く、全く感覚だけに頼り、絞りやシャッタ
ー速度を決め全手動で撮影しておりました。今からすれば原始的な事ですが、それは、非常に楽
いものでした。
 また、1950〜60年代に製造されたカメラは、しっかりと職人達の手が掛けられ、とても頑丈に組み
立ててあります。精度の高い部品を使用し、メッキも分厚く、ドッシリとした重量感のあるものが数多
く造られました。当時カメラは、たいへん高価で、ある程度、財産的な価値を持っており、所有するこ
と自体に一種のステータスがありました。当然、現在のように、「使い捨てカメラ」感覚でに扱われた
のではなく、非常に大切に扱われておりました。
   
そんな時代に、レンズシャッター式の35m/mレンジファインダ
ーカメラは、全盛期を迎えており、技術的にも洗練され、多くの
カメラマンたちに深く愛用される様になっていました。
 1950〜60年代のカメラは、もはや、レトロカメラ・クラシックカメラとして扱われており、骨董的な価
値も増しております。
 当店は、この時代のレンズシャッター式の35m/mレンジファインダーカメラを中心にリペア・レストア
を行っております。もし、この時代のカメラをお持ちでしたら、良いコンディションを保つためにも、一
度、オーバーホールをしてはいかがでしょうか?、とてもきれいに再生できますよ!
 御希望が御座いましたら、メールでカメラの機種と現状をお知らせいただければ、見積りいたしま
すので、お気軽に御連絡ください。

  mail : retrocamera@hotmail.co.jp


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