Mamiya35 V  1957年製
     
諸元
レンズ   
 シャッター 
: 『マミヤセコール』  f2.8 50m/m& f2.0 48m/m 群枚構成
: 『セイコーシャMXL』 B,1〜1/500
 

 

 マミヤからは1957年には、このV型はじめ「35マガジン」や「35ワイド」など3機種が販売された。

特に「マガジン」は軍艦部とレンズ部以外を取り外しフィルムバッグごと取り替えることが出来る珍しいカメラで余り目にすることが出来ない。

1955年発売のU型から、フィルムの巻きあげをレバー式への変更した他、レンズやシャッターなどのモデルチェンジ
を行ったこのV型にも、いくつかの細かなバリエーションが存在する。
巻き上げレバーが 真鍮 製 、
レンズはf2.8のモノが付いている。

U型で採用されていたはネジ込みマウントは廃され、
再びボディーに固定されている。
レバーが同じ形で鋳物製に変わっている。
レンズもf2.0のモノに変更されている。
上の写真同様、鋳造製のレバーが取り付けられているが、
形状が改良されている
  上の写真のように巻き上げレバーだけでも3種類が存在する、 
  中でも一番上の真鍮製はレバーのメッキが剥げたのでは! と思うが、そうではない 
当時、堂々と発売されていた。 
 どうしてこんなのが出されたのかは判らないが、
今でも鋳物製のレバーの折れて使えなくなったV型をよく見ることがあり、
これは経年とともにレバーがボロボロになる物が存在するのをメーカーが気づいて、
急遽作り直したのではないのかな?と勝手に想像をしている。 
メーカー側も新しく取り入れた機構に試行錯誤していたと云うことだろう。

このカメラも滅多に見られくなってしまった。



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Minolta A
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アイレス  35 VC