この機種はデザインもよく、レンズの性能も高い、としてとても人気の高かったカメラで、たくさん製造されたようだ。 マミヤ ルビーはレンズの違いで、1959年に(コミナー f 2.8 付き)、1960年に(セコール f 1.9付き)、1962年に(コミナー f 2.0付き)の3つの機種があり、このカメラは『セコール』と言うマミヤのフラッグシップ的な名を持つレンズが搭載されている。3機種とも機械の性能はほとんど変わらない。
f 2.8付きの焦点調整は前玉回転式で、他の2機種はヘリコイド式になっている。この頃になって、ぼちぼち一眼レフが出現しだしてきた。 それに、「キャノネット」という強烈なライバルが現れることによって、 f2.0つきは「マミヤ スタンダード」と銘打って値下げして発売された。
マミヤ ルビー スタンダード f 2.0 1962 年製
諸元 |
レンズ
シャッター
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: 『マミヤ コミナー』 f 2.0 48m/m
: 『コパル SVK』 B ,1〜1/500 |
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